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クラウド会計ソフト「弥生会計」ですが、機能が充実しているデスクトップ版はMacに対応していないため、Macで使うには以下のいずれかの方法を採用する必要があります。
方法①弥生会計オンライン版を使う
方法②MacでWindows環境を使えるようにツール等を導入する
⭐︎弥生会計をMacで使う方法を簡単比較(表は右にスクロールできます)
メリット | デメリット | |
方法①弥生会計オンラインを使う | ・弥生会計の一部機能をMacで簡単に使える | ・デスクトップ版に比べて機能が少ない
・使い勝手の評判が良くない ・コスパもイマイチ |
方法②MacでWindows環境を使えるようにツール等を導入する
☆オススメ |
・オンライン版では使えない豊富な機能が使える
・弥生会計以外のWindows専 用ソフトも使えるようになる |
・Windows環境の導入にコストがかかる |
☆オススメは仮想化ソフト「Parallels」を導入する方法
Macユーザーの筆者が「Macで弥生会計を使う」ためのいくつかの方法を実際に検証した結果、
”Parallelsという買い切り型の仮想化ソフトを導入してMacからWindowsを動かす”のが、最も簡単な方法でした。
Parallelsは購入後アプリをインストールするだけで、1つのブラウザとしてWindowsを使えるようになる便利ツールです。
⭐︎ParallelsでMacから弥生会計デスクトップ版を使えるようにする簡単ステップ
ステップ1:MacからParallelsを購入(30日間の返金保証つき。買い切り版もサブスク版もあり)
ステップ2:ParallelsアプリをMacにインストールし起動
ステップ3:ParallelsでWindowsを立ち上げ
ステップ4:立ち上げたWindowsから弥生会計デスクトップ版を利用
\\MacでWindowsソフトを使えるようにする//
この記事では、Macで弥生会計を使えるようにするための2つの方法について、それぞれ詳しく解説していきます。
☆この記事を書いている筆者について
・2017年から個人事業主としてブログ等をメインに活動
・万年Macユーザー
・担当税理士から「このツール導入してくれませんか?」と言われたツールがWindowsにしか対応していなかったのをきっかけに、「MacでWindowsを使えるようにするための方法」をいくつか検証。→現在はParallels(当記事の方法②で紹介)という仮想ツールでWindowsを使用。
・Parallelsで弥生会計デスクトップ版も使えることを検証済み。
弥生会計をMacで使うための2つの方法をそれぞれ解説
方法①弥生会計オンラインを使う ☆最低限の機能を手間をかけずに使いたい人にオススメ

弥生会計公式サイトより
メリット:弥生会計の最低限の機能をMacからそのまま使える。
デメリット:ソフト版に比べ機能が少ない。
1つ目に紹介するのが、「弥生会計オンライン」という、Macでも使える弥生会計のオンライン版サービスを利用する方法です。
一般的に「弥生会計」として広く利用されているのは、オンライン版ではなく”デスクトップ版”ですが、
デスクトップ版はWindowsにしか対応していないソフトのため、Macユーザーがデスクトップ版を使うには別途WindowsPCを購入したり、方法②で紹介するような仮想ツールを利用する必要があります。
しかしオンライン版であれば、お使いのMac PCからそのまま弥生会計を使うことができるため、「とにかく手間暇かけずに弥生会計をMacで使いたい」という人にオススメです。
初めての青色申告は「弥生会計オンライン」で簡単かつ問題なく完了できた。多少なりとも企業経理を学んでいたので、会計ソフトのありがたさがよくわかる。よくできている。
— Excel VBA Diary (OneDrive問題に挑戦中) (@excelvba_diary) March 17, 2023
ただし、オンライン版は「デスクトップ版の一部の機能しか使えない」ため、使い勝手に関しては良くない評判もそれなりに見受けられます。
弥生会計オンラインが恐ろしいほど使いづらい…早々にデスクトップ版に戻しそう
— EasyMoney (@EasyMoneyKC) July 27, 2023
税理士の友人に相談したらデスクトップ版の弥生会計のほうがいいいらしいので弥生会計オンラインには移行しない。完全なデータの移行もできないし…
— Montoku (@montoku14) April 11, 2022
とはいえ「小規模な個人事業レベルであれば弥生会計オンラインで事足りる」という意見もある他、個人事業主用・法人用ともに無料期間が設けられているので、まずは無料で試してみるのもアリでしょう。


方法②MacでWindows環境を使えるようにツール等を導入する ☆弥生会計の全ての機能をMacで使うならこれ!

仮想ツールを導入してMacで弥生会計を使えるようにした際の画面
メリット:機能が豊富なデスクトップ版をMacでも使えるようになる。弥生会計以外のWindows専用ソフトも使えるようになる。
デメリット:Windows環境の導入にコストがかかる
2つ目に紹介する方法が、「MacでWindows環境を使えるようにする」という方法。
会計ソフトとしてのパフォーマンスを最大限発揮させるなら、こちらの方法の方がオススメです。
MACでWindowsを使えるようにするための最もオススメの方法が、「Parallels」という仮想ツールを導入する方法。
購入に12,700円の料金がかかりますが、買い切りで一度購入してしまえばずっと使えるため、長期的な投資効率を考えるとかなりお得です。
他にも「VPSサーバーを利用する」「BootCampというソフトを利用する」「Windows PCを別途購入する」といった方法もありますが、費用・手間・使い勝手を総合して考えるとParallelsを使うのが一番コスパ良くオススメです。
【参考記事】MacでWindowsを使うための方法比較
⭐︎ParallelsでMacから弥生会計デスクトップ版を使えるようにする簡単ステップ
ステップ1:MacからParallelsを購入(30日間の返金保証つき)
ステップ2:ParallelsをMacにインストールし起動
ステップ3:ParallelsでWindowsを立ち上げ
ステップ4:立ち上げたWindowsから弥生会計デスクトップ版を利用
それぞれのステップについて詳しく解説していきます。
↓
ステップ1:MacからParallelsを購入
まずはMacからParallelsを購入する必要があります。
Parallelsにはいくつか製品の種類がありますが、MacユーザーがWindowsを使うために導入すべきなのは「Parallels Desktop for Mac」という製品。
公式ページにアクセスしたら、「今すぐ購入」ボタンから「新規ライセンス」をクリック。
毎年一定の金額を支払う「サブスクリプション」と「買い切り」の2パターンの購入方法がありますが、買い切りで購入するには「Standard Edition」から「一回のお支払い」を選び、「今すぐ購入」をクリック。
画面の指示に従って個人情報やクレジットカード等の情報を入力していけば、以下のように注文が完了。「プロダクトキー」を控えておいて、「ダウンロード」ボタンをクリックします。
\\MacでWindowsソフトを使えるようにする//
Parallels公式サイトはこちら *30日間の返金保証つき
ステップ2:ParallelsをMacにインストールし起動
購入後のダウンロードが始まったら、画面の指示に従ってParallelsのインストールを進めていきます。
ステップ3:ParallelsでWindowsを立ち上げ
インストールが無事終われば、以下のようにMacでWindowsブラウザが起動されます。
SafariやChromeのように、Macブラウザの1つとしてWindowsを使えるようになります。
ステップ4:立ち上げたWindowsから弥生会計デスクトップ版を利用
あとは弥生会計の公式サイトから、使いたいソフトを購入、もしくは無料お試し版をダウンロード。
ダウンロードすると以下のようにWindowsブラウザで弥生会計のソフトが開かれるので、「次へ」を押して弥生会計のインストールを進めていきます。
無事にインストールが終われば、Macでの仮想Windowsブラウザを通した、弥生会計の利用ができるようになります。
弥生会計にこだわらないならMac対応の別の会計ソフトを使うのもアリ
上記までで解説したのは、Macユーザーが何としてでも弥生会計を使うための解決策でしたが、弥生会計の特段のこだわりがない場合は、別のMac対応の会計ソフトを使うという手もあります。
例えばマネーフォーワードなら、弥生会計オンラインよりも多くの機能が取り揃えられており、弥生会計デスクトップ版に近い使用感を、Macで実感することができます。
Macで弥生会計を使う方法と併せて、こちらもぜひ選択肢の1つとして検討してみてください。
弥生会計をMacで使う方法についてまとめ
弥生会計をMacユーザーが使うための2つの方法についてまとめていきました。
「機能は少なくて良いから、手間暇かけずに弥生会計をサクッとシンプルに使いたい」という場合は方法①弥生会計オンライン、
「最初の導入コストはかかるけど、長期的に見て弥生会計を全機能を使えるようにしておきたい。これを機にMacにWindows環境を導入しておきたい」という場合は方法②仮想ツールを導入するのがオススメです。
ぜひ参考にしてみてください。